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企業における研究

国がナノテクノロジーの推進をした事が企業にとっても後押しとなっていました。研究するには、やはりそれなりの資金というのが必要になりますから。それに、研究したものがその企業にとって有益なものになるかどうかがわからないという事も考えられていました。国として推進が弱まっても企業は手を緩める事はさほどありませんでした。実際にナノテクによって生み出されたものができたからです。ある分野においてはナノテクの技術というのはとても重要な位置まできていたのです。産業全体で見てはそうでもないと思うかもしれませんが、今までできなかった事を可能にして、実用化を行う事ができたというのは、技術革新ができた証拠ではないでしょうか。製品化ができたというのは、他の分野での研究していた企業にとっても大きな成果だったと考えれれます。難しい事ではありますが、自分たちの分野においてもできるはずだという希望の光になっていたと思います。国がだめなら企業がというのは、日本のものづくり文化が生んだのかもしれません。